鹿児島への彷徨 -13
2007/4/8

鵜葺草葺不命(うがやふきあわずのみこと)の誕生 
 これより火遠理命(弟)、豊玉昆売の子、鵜葺草葺不命の誕生の物語である。 

 豊玉昆売は、自分で国を出て火遠理命(弟)のもとへ参り、妊娠していること、天つ神の御子ゆえ海原で産むわけにも行かない。それで参り出でた理由を申した。ただちに海辺の渚に鵜の羽で屋根を葺いて産屋を造った。ところが、鵜の羽で産屋の屋根を葺きおえないうちに産気づき、豊玉昆売は産屋に入った。

 そして、まさに産もうとした時、豊玉昆売は国の御子に申して、子を産む時、見ないで欲しいといった。 
 そのことばを不思議に思って、豊玉昆売がまさに子を産もうとする様子を覗(のぞ)いたところ、大きなワニに変わって腹這いになって身をくねらせ動いていた。それで火遠理命(弟)は見て驚き恐れ逃げ去った。

 豊玉昆売命は火遠理命が覗き見たことを知って、心に恥ずかしく思い、すぐにその御子を産んでその場におき、自分の国に帰ってしまった。 
 その産んだ御子は名付けて天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命(あまつこひこなぎさたけうかやふきあへずのみこと)という。

 このようなことがあって豊玉昆売は、火遠理命が覗き見した心を恨みはしたものの、恋しく思う気持を抑えることができず、その御子の養育というかかわりに託して、妹の玉依昆売(たまよりひめ)にことずけて歌を差し上げた。

 このようにして、日子穂々手見命(ひこほほでのみこと)〔火遠理命(弟)〕は、高千穂の宮、鹿児島神宮(写真)に580年の間居た。御陵(高屋山上陵)(写真)は、すなわちその高千穂の山の西にある。 

 kagosima.jpg  kouya.jpg
 写真左:鹿児島神宮 写真右:高屋山上稜

コメント (3) »

  1. 個人事業主として某電話会社の次世代ネットワーク(NGN)、某競売不動産情報サービス会社の社内ネットワーク管理の仕事をお請けさせていただいているエンジニアです。
    将来は後者の会社と一緒に信託受益権売買や任意売却仲介をWebで仲介する展開が出来たらと夢想中です。

    御社Webサイトへのアクセス、300アクセスめを踏んでしまいました。
    2月27日の日経夕刊の広告をとっておいて何となく気になっての初めてのアクセスでした。
    これも何かの縁かもしれません。

    これからもチョクチョク覗きにきますので、頑張ってビジネスを発展させて下さい。また今後もしどこかで御縁がございました節は、どうか宜しくお願い致します。

    コメント by masa — 2007/4/9 @ 1:01:26

  2. masa様

    アクセスに感謝いたします。
    なかなか志のあるお仕事をお考えのご様子。
    良い提案があれば是非お願い致します。
    ゲキレイ有難うございます。

    池田宏美

    コメント by admin — 2007/4/9 @ 20:27:36

  3.  はじめまして。カミタクと申します。

     拙ホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
    http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
    内のサブ・コンテンツ「高屋山上陵訪問記」
    http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKANA4.HTM
    から貴ホームページにリンクを張りましたので、その旨報告いたします。

     今後とも、よろしくお願い申し上げます。

    コメント by カミタク(リンク先は「高屋山上陵訪問記」) — 2009/8/8 @ 2:35:32

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