不動産屋日記-343
2010/7/30

 

我が家は、今日はカレーとのこと 

 

 今日の日経トップは、パナソニック。三洋とパナ電工を完全子会社化にする為、TOBをかけ、環境事業の世界展開を図るとのこと。 

 先進国間で、ポスト京都議定書に黄信号がともる中、この国の誇る企業集団が、果敢に世界に向けて攻める様を感じられることは、気分がいい。 

 筆者は、元来、SONYファンである。大体、何でもこのブランドのものを手に入れてきた。このSONYは、いつも筆者をはらはらさせる。 

 しかし、パナソニックは全く逆。常に安定感がある。大企業と言えど、やはりDNAが異なるのであろう。 

 そう言えば、もう15年位は経ったのか、Mr.SONYこと盛田氏の講演を聞く機会があった。当時、筆者が属していた或る協会の主催で、イベントプロデューサーの講習会を何回か終了したら、修了証書に、盛田昭夫氏のサインと印鑑が押してあってびっくりした。その講演会の話で覚えていることは、氏はカレーが大好きだということであった。カレーを食べる為には何処にでも飛んでいく気配であった。実際ヘリを使ってでも出かけたとおっしゃっていた。自衛隊のカレーが最も美味いとかスピーチをされていたことを思い出す。その1年位後であったか、氏は倒れてしまった。 

 一方、松下さんは、筆者にとっては、著書の上での、いつも氏であった。あの水道哲学は、素晴らしい。一番心に残る言葉は、会社を興す時、理念というものが最も大事、これが出来れば6分通り(?)成功だ、とか言う主旨の文字が何処かにあった。 

 このお二人とも、又、今日の日本を創った不出世の方々であった。 

 我が家は、今日はカレーとのこと。 

 ‘10.7.29 

不動産屋日記-342
2010/7/28

どうも、我々は「グランドデザイン」が苦手らしい 

 帰宅時、駅の売店で煙草を買う。新聞のスタンドに目をやると、ゴーギャンの絵らしきものが見える。日経の夕刊であった。「タヒチの女たち」「不朽の一点オルセー美術館」7 

 今日の評は、歌人の俵万智氏。さすがに歌人である。そこにあるもの、見えるもの一気に鷲掴みという感である。 「若い娘の腕のたくましさ。あぐらをかいて手仕事をする風情。画面いっぱいの存在感だ。目の前の偉大な画家さえ「なんや、このオッサン」ぐらいの気持ちでやり過ごしている感じ。安易な笑顔では描けない生命力が、じっとりとした空気感とともに伝わってくる。」 

 この歌人の才能を改めて確認。  その横の活字。「百貨店経営 韓国に学ぶ」我が国の流通関係者トップ等が、この8月にソウルに勉強に行くとのこと。何でも「効率経営」とやらを学びに行くらしい。 

 つい先日、釜山をこの国の国交省の幹部が視察するTV番組があった。「地方」を大事にしたこの国の港湾政策が、知らぬ間にアジアのハブ港というポジションをお隣に渡してしまった物語である。 韓国財界要人が言うには、もう港湾事業において、日本は、かの国に追いつかないだろうとの堂々としたコメント有り。 

 私見。もう百貨店は、この国にそんなに必要ではないのではないか。不動産事業とネット販売に特化すべしと考える。それと、戦後成長の日本の姿が重なる新興国での展開とか面白いと思う。  ハブ港の問題もここに行きつく。 

そもそもニーズの無い港湾をいくら作っても、所詮は、国民の税金での穴埋めでしか生き残れない。これが「地方活性化」であろうか。 ハブ空港然り。 

 どうも、我々は「グランドデザイン」が苦手らしい。  ‘10.7.27 

不動産屋日記-341
2010/7/27

 

筆者の人生は、叶うことであれば、日々美しいものにしたいと考えている 

 

 風の悪戯。目の前の窓に簾を架けた。風が外から部屋に入ると、この簾をぐっと部屋の内側に靡かせる。机の上の入れたての珈琲も、一瞬にして周囲にこぼれる。この失敗これで2度目。学習能力の無さが身にしみる。 

 さてふと思った。ブログは、絵画で言えば差し詰め、クロッキーと呼ぶに相応(ふさわ)しいのではと。デッサンは対象を十分見ながらコンテを画帖に這わせていく。だが、クロッキーはどうだ。対象も動いている。しかし、言わば写真の如く一瞬を切り取らなければならない。 

昨日のこと、明日のこと、昔のこと、或いは未来のこと。ブログの対象は様々である。しかし、資料とかに十分注意をし、緻密な論理を重ねることは不可。なにしろ原稿を書くのはほんの短時間である。そんな限られた条件の中で、自分しか書けないこと、実際に自分が心を動かされたこと、威張らない、自分を卑下しない、愚痴を言わない。等々、自分に課した条件を遵守しつつ、書き進める。理想は、三島由紀夫の「小説家の休暇」であろうか。教養の素地が違うと言われれば、ハイそれまでよであるが、そこは厚かましくも、普段の努力を重ねる。 

 これまで筆者がブログを始めて、総ヒット数119,796件、実際に読んで頂いたと思われる人数、延べ21,317回、人? 

この辺りの解析をどう考えるべきか分からないが、地道に考えて対応したい。 

 筆者の人生の軌跡は、叶うことであれば、美しいものにしたいと、日々思っている。 

 ‘10.7.27 朝 

不動産屋日記-340
2010/7/25

 

音楽の世界もポピュリズム台頭というところか 

 

 いつもの通り早起きして、机の前に座る。腹が減り、自室を出て階下に降りる。 

 「題名のない音楽会」が放映されている。何と、五木ひろしさんと、佐渡裕さんがなにやら演(や)っている。驚くこと仕切り。聞けば、30年程前、黛敏郎さん司会・指揮の時、五木さんはこの番組に出演したとのこと。その時は、同じ曲を4ヶ国語で歌ったらしい。 

この国の誇る演歌を、この国を代表する世界的指揮者も認知している様子。カタリ・カタリ(イタリア民謡)、或る愛の詩(フランシス・レイ曲)等々,五木さんの熱唱。 

 時代は変わった。音楽の世界もポピュリズム台頭というところか。 

 ‘107.25 

不動産屋日記-339
2010/7/24

 

なつかしい面々からTelを貰う 

 

 「中国、新エネに65兆円 10年かけ投資 環境と成長両立 日米欧企業にも商機」、「企業強さの条件 経営者の嗅覚一番乗りを目指してこそ」、「ブラジル車販売世界4位へ」等々、力強い見出しが、本日の日経に躍る。 

 こちらは、逸る気持ちを抑え、足下固め。 

 今日の猛暑も凄かった。夕方になり、やっとそよ風が吹く。一日中、デスクにかじり付き。なつかしい面々からTelを貰う 

107.22 

不動産屋日記-338
2010/7/23

 

「医者が診つめた『源氏物語』」 

 

 本日、日経文化欄、「源氏物語 現代医学で診断」。興味深く読む。我がふるさと鹿児島は、こんなにも真面目で勤勉な方がおられたということを知り、救われる気分に為る。63才から源氏物語を読み始め、73才で医師という視点で、ご自身の考えを1冊の本に纏める。立派な方だと思う。著書名は「医者が診つめた『源氏物語』」(燦葉出版社、著者名 鹿島友義)。 

 筆者がこの本を手に取るのは、まだ先である。一応、読む本の順番を決めている。 

 日中は猛暑。夜はやっと落ち着く。日本列島、暑さでふやけてしまったのでは。臍に力(りき)を入れ、腰をすえ、何事も臨まねば。 

 ‘107.21 

不動産屋日記-337
2010/7/19

 

コンセプト 

 

 この連休は有意義であった。3日かけて僅か6枚の原稿であるが、ほぼ思い通りの文章になった。 

 さすがに今は、もうへとへとの、くたくた。何が有意義か。それは、全体構想がまとまったこと。その構想を貫くコンセプトが明確に、創出というか、把握できたこと。 

 ‘107.19 

不動産屋日記-336

 

初志貫徹の精神でやり抜こうと思う 

 

 夕方の6時だというのに、まだ陽は西の空に余裕を持って、地上に陽を浴びせている。風に樹木の枝が思い思いに揺れ、その度に木の葉が光を反射して、眩い程輝いている。 

 昨日も、今日も殆ど書斎の机の前に座って、書き物を行っている。時間というものは、出来るだけ多く、沢山欲しいものだ。自分の思いと言う物を、書き連ねるということは、大変だ。体力も根気も要る。しかし、書く程に、何かが吹っ切れ、すっきりとした文章に為って行くのも驚きだ。ムダを削り、ムラが無い様に、ムリをしない様、考えてやっているのだが、さてどんなものが完成するのやら。自分でもまだ予測は出来ない。 

 初志貫徹の精神でやり抜こうと思う。 

107.18 

不動産屋日記-335
2010/7/17

 

近所を歩いて発見するもの 

 

 朝。新聞。これは、近所の販売店。次、たばこ。これは、そこから50m程の所にある酒屋さん。拙宅から両方とも、半径で100m未満位の距離に位置する。この二つは、一日の生活の始まりの筆者にとって重要な物資なのである。空気や水とまではいかないが、これが無いと酸欠状態に陥ることは間違いなし! 

 今日の大空は、白い綿雲が犇(ひしめ)いている。しかも、ひとつひとつが大きい。雲の切れ目に青空が覗き、そこは飛行機が或る方向に飛んでいる。かなり高い位置だから、もしかしたらもっと遠い所に向かっているのかも知れないが。 

昨日は、これまた大きな入道雲が北の空にどっかりと座り込んでいた。風が身体にあたり通り過ぎる。 

今朝は、新聞屋さんを出た所にある畑の奥に、向日葵の花が何本も固まって咲いているのを見つける。この花は、あの大きな丸い黄金色の顔をがくで包まれ、背の高い茎に載っている。茎から出ている枝についている葉は緑色。このコントラストが夏の日差しと青い空に良く似合う。 

 ゴッホが描いた絵に、ひまわり畑を題材にしたのがあった。あの風景は、凄さを感じる。 

 昨日は、お隣さんの庭に百日紅(さるすべり)の木が一本植えられているのを見つけた。ブーゲンビリアのあのショッキングピンクの花のような葉、そんな赤い色をつけた百日紅の花(?)。この植物も真夏が良く似合う。 

 ご近所を歩いて発見するのは、どうも、筆者の場合、花や植木に今の所、集中しているようだ。 

 ‘107.17 

不動産屋日記-334
2010/7/16

 

早く、梅雨よ、明けてくれ 

 

 窓から入る風が、カーテンの裾をあちらこちらに靡かせている。 

白い雲がゆっくりと手前に動いてくる。青い空の形も、次々と変わる。 

昨日は、風は吹くのだが、蒸し暑かった。今朝は、涼しい。早く、梅雨よ、明けてくれ。そう願っていると、びゅんびゅんと頬に風があたり気持ち良い。カーテンレールを左右に、白いレースのカーテンのフックが動き出す。隣の家か、食器を籠に仕舞う音が、ガチャ、ガチャと断続して聞こえて来る。雀はチュンチュン、雲の中を走る飛行機のエンジンの音、オートバイが走り抜ける音、車のタイヤと道路が擦れ合う音、等々。 

 ほんの少しだけ耳を澄ませただけで朝の風景の中の音が聞こえ出す。あ、今度は電車の音だ。 

 珈琲を口に運ぶ。 

 ‘107.16 

不動産屋日記-333
2010/7/15

 

ヴァイオリニストの書いた本 

 

 先日「ヴァイオリニストの音楽案内」高嶋ちさ子著PHP新書に目を通す。クラシック名曲50選と副題にある。著者によれば「クラシックを好きでも嫌いでもないけど、ちょっと聞いてみようかなと最近思い始めている人」に向けて書いた。とのこと。ご本人がおっしゃるには「音楽評論家からは決して聞くことの出来ない名言、迷言が満載!名曲の意外な側面が明らかに!! 読めばクラシックの音楽がもっと身近になること間違いなしです。」 

 筆者は、本書は34年前手に入れ、いずれ読もうと思っていた。興味を持ったのは、ヴァイオリニスト自身が書いた本であったからである。プロフィールを見ると、ソロ活動よりオケが長い。多分今は、ソロ一本であろう。実際のオケの一員として、彼女の場合、米国であった様だが、そんな方が何を考え、音楽に向かっているのであろうと思って手にした訳だが、なるほど評論家とは異なった切り口で語っている。彼女の場合、幼少から音楽の英才教育を受けている。桐朋からエール大学(音楽があると走らなかった)へ進み、今やプロ中のプロ。 

『今まで「クラシックは敷居が高いものではないですよ」とほうぼうで言っていたけれど、しょせん音楽は遊びであり、楽しいことなんだ、めくじらたてて、偉そうにするのはお門違いということを、私自身が再認識でき、本当の意味で敷居が取り払えた気がします。』と結びのことば。 

 益々の、ご活躍を期待するところである。あと10年して、ご本人が本を書いていたら、又、読ませていただこうと思っている。 

107.15 

TOP OF PAGE